みなみプロショップ
マイシューズ解説
こちらでは、ボウリング専用シューズについて掲載しています。
プロショップとありますが、販売はしておりません(;^_^A
シューズのグレード
シューズは安定したフォームを作り出す為の必需品です。
何故必要なのかは、みなみの一からボウリングレッスン 2-1 投球フォームの基礎を固める をご覧下さい。
最初は一番安いもの(\2,000位)でもいいでしょう。
それは普通の靴としても安物ですが、ボウリングシューズとしての効果は充分得られます。
まずは標準シューズを購入し、上達してから更に機能的なものにするか、 本格的に始めるのなら、最初から機能的なものにしてもいいと思います。
ちなみに、スライド部分(ソール)やかかと部分(ヒール)がバラ売りされている場合もあります。
下表に各種シューズについて簡単にまとめています。
標準シューズ | 価格:\2,000〜\5,000。初級者向け。 値段の差は材質の差。安い物は軟らかく型崩れしやすいが、 高い物は堅くしっかりとした作りになっていて、バランスを崩しにくい。 |
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機能シューズ | 価格:\6,000〜\25,000。中級〜上級者向け。 靴の裏地を変えることができるパーツとアクセサリ付き。 本格的にやるなら絶対コレ!1万円前後の物がオススメ。 |
高級シューズ | 価格:\25,000〜\45,000。上級者向け。 靴の裏地を変えることができる多彩なパーツとアクセサリ付き。 靴もカンガルー革などの高級素材を採用。 |
▼ 総支配人推薦シューズ3種
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シューパーツについて
機能シューズや高級シューズには、靴の裏地を変えることができる付属品が付いています。
別売りもされているので付け替えることも可能ですが、元々付属品が付いてない物は、
パーツを購入しても残念ながら付け替えることはできません。
参考までに、アメリカンボウリングサービス(ABS)さんのラインナップです。
スライドパーツ | 自分の靴のサイズに切り取って貼り付ける。 アプローチの状態により種類を変えましょう。 |
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スライドベースパーツ | クリーツ(微調整の穴あき)仕様のスライドパーツ。 各穴にベースと別種類のクリーツパーツを付けることで細かい調整が可能。 |
スライドクリーツパーツ | ベースに付ける微調整の小パーツ。 ベースパーツに付けて、細かいスライド調整ができる。 |
スライドヒールパーツ | スライド足のヒール部分。クリーツ仕様もあり。 スライド後のブレーキング調整が可能。形状、素材、硬さから選べる。 |
つま先キックラバー | キック足のつま先部分。アプローチで擦るので意外と消耗品。 |
キックヒールパーツ | キック足のヒール部分。一応、消耗品。 |
シューズカバー | 価格:\1,200程度。レーンから離れる際に、スライド部分が付いている方の靴に被せて、 靴の裏に汚れが付くのを防止する。特に上級者は推奨。 |
スライドパーツの選び方
1990年代以降にできた(又はリニューアルした)センターのほとんどは、シンセティックレーンです。
主にシンセティックレーンのセンターで投げる場合は、「フェルト」「セームレザー」の2つがあればOKです。
これらはウッドレーンでも使えるので、最低これだけあれば対応できると思います。
逆に、ウッドレーン(コーティングなし)専用の素材は、シンセティックレーンでは全く使えないと思って下さい。 (最上位のクロームレザーで、やっと数センチ滑る程度。)
装着すべきは、「ちょっと滑るな」と思うくらいのものがいいでしょう。
それでバランスを崩したら、それは投げ方が悪いということなのです。
投げやすいからと、滑りにくいので慣れてたら、いつまで経っても悪い所に気付きません。
完全に止まってからではなく、滑りながら止まった瞬間ぐらいで投げる(リリースする)のが適正です。
スライドパーツ素材(上から滑りやすい順)
※ 色付きはウッドレーン(コーティングなし)専用です。
※ アプローチの素材により、順序が入れ替わる場合があります。
【1】テフロン | フッ素樹脂。つるつるしている。 単体では滑り過ぎなので、他の物と併用することで微調整に使う。 |
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【2】フェルト | 不織布。さらさらしている。 付け替えできないシューズに付いているものがこれで、最も一般的。 |
【4】セームレザー | 鹿革。少ししっとりしている。オールマイティ。 |
【3】クロームレザー | クロームなめし革。すべすべしている。 |
【5】マイクロレザー | 細かい合成起毛革。 |
【6】バックスキン | 鹿の起毛革。 |
【7】オイルヌバック | 油分含有起毛革。 |
▼ 最低持っておきたいスラードパーツ2種
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パーツの加工とメンテナンス
シュースライド代用品を利用する
上記滑りやすいパーツでも重く感じる場合、「テフロン」の使用を考えなければなりませんが、
ホームセンターで売っている「家具すべーる」の購入をオススメします。
貼り付けテープの付いたパーツ状のものがいいでしょう。
非ボウリング用品ですが、安いし充分な効果が得られます。
ちなみに下の写真は、私が過去に加工したスライドパーツです。
全てのパーツに、縦5cm×横2cmの穴を3つ開け、滑りを細かく調整できるように加工しました。
写真では、セームレザーのベースにフェルトの小パーツをはめ込み、更に家具すべーるを貼り付けています。
シューズブラシでメンテナンス
シューズの裏(スライドパーツ)の汚れや目詰まりの除去に使用します。
スライド部分は、使用するに連れて、アプローチ上に付着しているオイルやホコリ等の汚れをどんどんくっ付けてしまいます。
そうすると当然、滑りが悪くなってしまう訳です。
これを防ぐ為に、最低でもプレー終了後にブラシをかけておきます。
ヒール部分も、汚れが付くと固まって滑りやすくなってくる為、ブレーキ効果を復活させる為に、軽くブラッシングして汚れを落とします。
この様なメンテナンスも、滑り具合の調整に利用することができます。
純正用品ではブラシ部分が「真鍮製」ですが、
私は、ホームセンターで売ってる「ナイロン製」のサビ取りブラシをオススメします。
真鍮よりも柔らかい素材ですが、これでも十分です。(むしろ、ちょうどいい!)
蹴り足の爪先に注意!
ボウリングシューズで一番傷みやすいのは「蹴り足の爪先」です。
特に、スライド時に蹴り足の爪先をアプローチに擦るフォームの方は、これが顕著に現れます。
爪先にラバーカップが付いているシューズなら、カップだけを交換したり、補修テープを貼ることで、継続使用が可能となるケースが多いですが、 カップが付いてないシューズの場合は、補修がかなり難しく、シューズの買い替えに至ることが多いです。
傷が大きくなると、フォームのバランスを崩す原因となる為、補修が難しい場合は、シューズの寿命が来たと考え、思い切って買換えすることをおすすめします。