ボウリング用語辞典
四巻(マ〜ワ行)
こちらでは、ボウリング用語を50音順で掲載しています。
四巻にまとめておりますが、トップページの総索引からもご覧頂けます。
マーク
ストライクかスペアを取ったこと。
数字ではなく、マークで表示されるのでこう呼ばれる。
マイ〜
自分専用の道具のこと。
マイボール:自分専用のオーダーメイドボール。
マイシューズ:自分専用のボウリングシューズ。
マイナス
200点より下回っているスコアのこと。
対義語: プラス
曲がり
ボールの動きにおける、曲がり(フッキング)のこと。
投球方向に比べ、フッキングしてどれだけボールの進行方向が変わったかということ。
マザーインザロウ
7番ピンタップのこと。(Mother in the law)
姑ばあさんのように意地悪くすみの方で頑張っているという意味。
マスキング
ピンセッター(ピンを掃き出し、セットする機械)を隠すためのもの。
無機質な機械が、目の前にズラッと並んでいたらイヤでしょう…。
マスバイアス
ボール内部にあるコアがボール表面に最も近い部分のこと。
一般的にはピンからCGを通る直線上で6-3/4インチに存在するとされる。
これをボウラーのローリングトラック、PAPの下、
あるいは両者の中間位置に配置することで、ボールのリアクションが変わるとされ、
そのマスバイアスを強調するためコアにコブ(でっぱり)が追加、或いは一部が削られていたりする。
但し、ボールの実際の動きが目に見えて大きく変わる訳ではなく、あくまで微調整と考えるのが賢明だろう。
〜メイク
スプリットをカバーする(スペアに取る)こと。
例えばベイビーメイクは、ベイビースプリットをカバーすることです。
メカテクター
金属製のリスタイのこと。(価格は約1万円から)
手首の角度等の調整や部品の付け外しが可能。
メジャー/メジャーシート
スパンや各ホールサイズ、ピッチ等を測ること。
これらを記録する用紙をメジャーシートという。
このデータを基にドリルがされる。
メンテナンス
レーン(レーンコンディション)の整備や、機械を点検・手入れすること。
リアクティブ
カバーストックの1つ。現在のストライクボールの基礎素材。
柔らかいが高密度な為、オイルがあれば滑り(直進)、なければ摩擦が起きる(フックが掛かっていれば急激に曲がる)というオイルに敏感な特徴があり、
表面を触るとキュッキュッとした、指に吸い付くような粘りがある。
現在は、これに様々な微粒子を混ぜたパーティクル素材が主流になっている。
関連語: ウレタン、カーバイド、
パーティクル、プロアクティブ、ポリエステル
リカバリー
以前に犯した失敗を取り返すこと。
リスタイ
手首が外側に反らない様にするための矯正具の総称。
手首を固定するだけのものから、手の甲までを固定するものや、金属製で角度を調整できるものまである。
総支配人はリストが弱いが、自由度も欲しいので、手首を固定するだけのものを愛用しています。
関連語: メカテクター
リスト
手首のこと。
投球の際、リストが真っ直ぐ伸びているのが理想的。
リセット
ピンをピンデッキにセットしなおすこと。
リターンラック/ボールリターン
投げた後、戻ってきたボールがのる台のこと。
リバースピッチ
指穴の向きが、ボールの中心よりも外側へ向かう角度のこと。
対義語: フォワードピッチ
関連語: サイドピッチ、バーティカルピッチ、
ピッチ、ラテラルピッチ
リフト
リリース時にフィンガー(中指と薬指)で引き上げる動作のこと。
ボールに回転を与える効果があります。
もちろん親指が抜け始めていることが前提です。
関連語: ターン
リフトアンドターン
ボールに対し強制的にフック回転を掛ける(手首を回しながら引っ掻き上げる)投球動作のこと。
昔はこれが教えられていたが、現在では、非効率且つ弊害があるとして推奨されていない。
関連語: ターン
リリー
5・7・10番ピンが残った形のことで、スプリットの1つ。
ユリの花という意味で、これをとるのは不可能に近い。(て言うかムリっ!!)
リリース
ボールを放す動作のこと。
最後のステップで左足(左投げなら右足)をスライドさせ、ボールが左足のくるぶし付近に来た時に、
まず親指が先に抜け始め、その後薬指、中指の順で抜ける様にする。
投げ込むことでも感覚を掴むことができるが、親指の隙間を埋めてジャストフィットさせれば、誰でも簡単にタイミングを合わせることができる。
リング
薬指のこと。
レイアウト
ドリルをする前にボール表面に描く設計図のこと。
レイアウトによって、ボールの曲がり具合等のパフォーマンスを調節することができる。
この設計図通りにドリルする為、レイアウトはとても重要なものであると言える。
レーン
ファールラインより先のボールを転がす部分。
規定で、長さは約60フィート、幅は41〜42インチとなっている。
同義語: アレー
レーンキャッチ
ボールを投げた際、レーン上で滑って行かず、しっかりとした転がりが出ること。
これが出ないと、ピンにヒットした時のインパクトが弱くなってしまい、ピンが残りやすくなる。
比較的摩擦の大きいボールやオイルに強い(影響を受けにくい)ボールは、レーンキャッチが良いと言われる。
レーンコンディション
レーンの状態のこと。主にレーン上に塗られているオイルの状態のこと。
俗にオイルの少なくボールが曲がりやすいレーンを遅いレーン、オイルが多くボールが曲がりにくいレーンを早いレーンと言う。
レフトピッチ
指穴の向きが、ボールの中心よりも左側へ向かう角度のこと。
対義語: ライトピッチ
関連語: サイドピッチ、バーティカルピッチ、
ピッチ、ラテラルピッチ
ローハイ
ハイゲーム(最高点)とローゲーム(最低点)の差のこと。スコアの波とも言う。
一般的に、試合で同点だった場合、ハンディキャップも同じならば、これが少ない方が上位になる。
それでも同点だったら、次にストライクの数が多い方、その次はスペアの数が多い方が上位となる。
ローリングトラック
ボールの回転軌道のこと。
ボールに付いたオイルの筋や、キズの筋がこれに当たる。
人それぞれの投げ方によってパターンが変わる為、ドリルの際、レイアウト決定の指標の1つとなる。
関連語: スピナー、セミローラー、トラック、フルローラー
ロールアウト
アクシスローテーション、アクシスチルトが共に0になった状態のこと。
と言ったら訳が分からないので簡単に言うと、ただ真っ直ぐ転がっている状態のこと。
ボールの威力が最も小さくなる。いわゆる死に球。
関連語: フックアウト
ロフトボール(ロフティング)
リリースのタイミングが遅れて、ボールをファールラインのかなり先に、高い位置からドスンと落としてしまうこと。
周りの人を驚かす上、レーンが傷む、マナー違反行為の1つ。
上級者向けだが、レーン手前のコンディション次第で、わざとこれをする高等テクニックもある。
ワッシャー
1・2・4・10番ピン(右投げ)や1・3・6・7番ピン(左投げ)が残った形のこと。
ヘッドピンが残っている為スプリットではないが、カバーするのは若干難しい。
進入角度はある(フックしている)が薄目に3番ピン(左投げなら2番ピン)に直撃するとこの形になる。
同義語: ウォッシュアウト