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ボウリング用語辞典
三巻(ハ行)

こちらでは、ボウリング用語を50音順で掲載しています。
四巻にまとめておりますが、トップページの総索引からもご覧頂けます。

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マニアック: 極めるための専門用語。

慣用表現: 業界用語的なもの。

スタンダード: できれば知っておこう。

マイナー: 知らなくても問題なし。

ハ行
一巻(ア・カ行) 二巻(サ〜ナ行)
三巻(ハ行) 四巻(マ〜ワ行)

《 ハ 》

バーティカルピッチ

指穴の角度を上下いずれかに傾斜させたもの。
対義語サイドピッチラテラルピッチ
関連語ピッチフォワードピッチリバースピッチ

パーティクル

カバーストックの1つ。昔は、プロアクティブとも呼ばれた。
リアクティブウレタンに様々な種類の微粒子を混ぜてレーンキャッチを良くしたもの。
オイルが多いレーンでもしっかり曲がるが、リアクティブに比べて動きが激しくないので、コントロールしやすいのが特徴。
現在のハイパフォーマンスボール主流の素材であり、常に進化を続けている。
関連語カーバイドポリエステル

パーフェクトゲーム

第1フレームから第10フレームの3投目までの12投で、全てストライクを取ること。
スコアは300点になる。
ボウラーにとっての究極の目標であり、最高到達点。

パーフェクトストライク

1・3・5・9番ピンを正確なアングルで倒した時に出るストライクのこと。
この場合、ピンが全てピットの中に落ちる。

バーメイド

後方に隠れているピンのこと。
酒場の女給という意味で、カウンターの後ろにいることからこの名がある。

ハイスコア/ハイシリーズ

最も高いスコアのこと。

ハイフレーム

あるフレームにおいて、チーム内で一番高い得点のこと。
これをチームの得点として競うやり方もある。

ハウス〜

ボウリング場に備え付けのもの(ボール、シューズ)のこと。
ハウスボールは、親指を深く入れたとき、中指と人差し指それぞれの第2関節でボールを持てるように穴が開けられており、 ハウスシューズは、靴の裏に牛皮が張り付けてあり、スライドしやすくなっている。
両者とも万人に合うように、両利き対応となっている。

バケット

2・4・5・8番ピン、又は3・5・6・9番ピン等の様に菱形(クレーンのバケットに似ている?)にピンが残った形のこと。
1番ピンに薄く当り、且つ食い込みが足りない証拠。

走り

ボールの動きにおける、直進性(スキッド)のこと。
オイルのあるところでは、ボールに回転が掛かっていても、オイル上を滑って直進していく。

バックアップボール

右投げなら、右に曲がること。左投げなら、左に曲がること。
リストが弱い女性や子供によく見受けられるが、極端な場合肩や肘を痛める可能性があり、オススメできない。(て言うか、矯正して下さい)
関連語カーブボールストレートボールフックボール

バックエンド

レーンの奥側1/3の部分のこと。
ここは大抵オイルが塗られておらず、ボールの回転が変わる。(フックを掛けていれば曲がる)
対義語スキッド

バックスイング

スイングの途中で、ボールが身体の後ろに振られる状態のこと。

パドル

ガターボールのこと。

早い

レーンのオイル量が多めであること。
摩擦が小さくなることで球速が維持され、ボールが曲がりにくくなる。
対義語遅い

バランサー

ボールのバランスを測る道具。

バランスホール

レイアウト(指穴の開け方)によってはバランス規定値を超えることがあり、 それを規定内に収める為、1つだけ開けることが許される穴のこと。
関連語エキストラホール

パンチアウト

第10フレームでストライクを3回連続で出すこと。 同じ3連続ストライクのターキーでは最低でも60点が入るが、パンチアウトのスコアは30点にしかならない。
同義語ストライクアウト

ハンディキャップ

試合等で実力差がある場合に、総ピン数を近づけるために付加される点数のこと。
200点を基準とし、個人のアベレージを引いて出た差に0.7〜0.9を掛けて求めることが多い。
対義語スクラッチ

《 ヒ 》

PAP

投げ手から見えるボールの回転軸位置のこと。
Positive Acsis Point(ポジティブアクシスポイント)の略。
ボールのドリルレイアウトで要となる。

PBA

アメリカの男子プロボウラーの団体のこと。 Professional Bowlers Associationの略。
ボールの回転とスピードはハンパじゃない…。

ピケットフェンス

1・2・4・7番ピン、又は1・3・6・10番ピンが残った形のこと。
クイを並べて作った柵という意味。
同義語フェンス

ビッグファイブ

4・6・7・8・10番ピン、又は4・6・7・9・10番ピンが残った形のことで、最難関スプリットの1つ。

ビッグフォー

4・6・7・10番ピンが残った形のことで、最難関スプリットの1つ。

ビッグフィル

1投目に8本以上倒してスペアをとること。
中級者の目標であり、上級者のノルマである。

ピッチ

指穴のボール中心に対する角度のこと。単位はインチ
指穴の中心線がボールの中心からどれ位離れているかを示している。
関連語サイドピッチバーティカルピッチフォワードピッチライトピッチラテラルピッチレフトピッチリバースピッチ

ヒッテングポイント

ストライクやスペアを取る為に当てなければならない、ヘッドピンキーピンの一点のこと。
でも、狙うのはあくまでスパットでここではありません。

ピット

ピンデッキ後方にある倒されたピンやボールが落ちる場所のこと。

ピン

(1)レーンの奥に並んでいる10本の物体のこと。
ボウリングはこのピンを倒した数を競うスポーツです。
規定で、高さ37.5cm、重さは3ポンド6オンス〜3ポンド10オンスと決められている。
(2)ボールのウエイトブロックを支えているもの。
表面に直径1cm位の丸印で示されており、ウエイトブロックの配置位置が分かる。
ボールのドリルレイアウトで要となる。
製造過程で、ウエイトブロックが傾いて固定されると、重心とピンの位置がずれることになる。
当然バランスの面でも離れるほど崩れることになる。
一般にこの距離が2インチ以上のものをピンアウト、未満のものをピンインと言います。

ピンアクション

ピンが弾かれて、他のピンを倒す動きのこと。
ボールに横回転があると発生しやすい。
ストライク等、全てのピンをボールで直接当てて倒せない場合は、このピンアクションが必要になる。

ピンスパット

ピンを立てる位置を示すために、ピンデッキにつけられた指標のこと。

ピンデッキ

レーンの奥でピンが配置されている所のこと。

《 フ 》

ファール/ファールライン

投球の時に身体の一部、あるいはこれに付随するものがファールラインにふれたり、これを超えてしまうこと。
1投目ならスコアに『F』の印が付き、例えストライクであったとしても0点となる。
そんなのムリという方、御心配なく。公式戦でない限り、通常はファールがスコアに入らないようになっています。
ですが、ファールするとレーンのオイルがシューズに付いて、アプローチがオイルでベタベタになるので、絶対に避けるように。(後に使う人のことを考えましょう)

ファンデーション

第9フレームのストライクのこと。
ゲーム終盤のスコアアップには欠かせません。

フィート

1ft(フィート) = 約30.48cm(センチメートル) = 12inc(インチ)。
本場がアメリカなだけあって、ボウリングにおける全ての長さの単位はインチやフィートで表される。

フィル

スペアで倒したピンの数のこと。

フィンガー

ボールを持つ中指と薬指のこと。

フィンガーウエイト

ボールの規定の1つ。
グリップラインをグリップラインのセンターで垂直に交差するラインの、 上半分(フィンガー又はフロント:フィンガーホール側)と下半分(サム又はバック:サムホール側)の重量差を表したもので、1オンス以内と定められている。
関連語サイドウエイトトップウエイト

フィンガーグリップ

フィンガーホールに装着して、指の引っ掛かりを良くする為のゴム製の筒のこと。
指の引っ掛かりが良い=回転の掛かりが良いので、かなりオススメ。
様々な形状や素材がある。

フィンガーチップ

ボールの握り方(グリップ)の1つで、中指・薬指の第1関節で持つ。
回転が掛かりやすく、ボールがあまり重く感じにくい。
マイボールでは、最も一般的なグリップ。
関連語コンベンショナルグリップセミフィンガー

フェンス

1・2・4・7番ピン、1・3・6・10番ピン、又は7・8・9・10番ピンが残った形のこと。
柵の様に残っている為こう呼ばれる。
同義語ピケットフェンス

フォロースルー

ボールをリリースした後に継続するスイングのこと。
決して意味のない動作ではなく、これが自然、且つ綺麗にできるということは、投球動作がスムーズにできている証拠である。

フォワードスイング

スイングの途中で、ボールを身体の後方に振った後、前方に振るスイングのこと。

フォワードピッチ

指穴の向きが、ボールの中心より上側へ向かう角度のこと。
対義語リバースピッチ
関連語サイドピッチバーティカルピッチピッチラテラルピッチ

フッキングポイント

フックし始める場所のこと。
スキッドしていたボールが、ドライゾーンに入って摩擦が発生して曲がり出すポイント。
これを調整することで、ポケットへの進入角度を調整していく。
同義語

フッキングレーン

オイルが少なく、よく曲がるレーンのこと。遅いレーン。
同義語ドライ
対義語オイリー

フックアウト

アクシスローテーションが失われ、アクシスチルトが残っている状態のこと。
ボールの破壊力が最も強い状態。
関連語ロールアウト

フックボール

真っ直ぐ進んだ後、最後にグッと曲がるボールのこと。
関連語カーブボールストレートボールバックアップボール

フックポテンシャル

ボールが持つフックすべき潜在力のこと。
ただ、横回転の強さとレーンとの摩擦によってフックが起きるのであり、ボール自体がフックする訳ではない。

プッシュアウェイ

投球時、ボールを身体の前に差し出すこと。
振り子運動を始めるきっかけとなる重要な動作。
全てがこれで決まると言っても過言ではない

ブラインド

欠場(席)のこと。
オートマチックスコアラーにおいて、複数人数でプレー中、 ある人がそのゲームを休む場合、スコアが付かないようにする設定のこと。

プラグ

ドリルしてある穴を埋めること。
スパンやホールサイズを変えたい時等は、プラグして再ドリルすることができる。

プラス

200点より上回っているスコアのこと。
対義語マイナス

フリップ

ボールの回転がクッと起きる様子。

ブリッジ

フィンガーホール(薬指と中指の穴)の間のこと。またはその長さ。

ブルックリン

右投げの人の場合、1番ピンと2番ピンの間にボールが当たること。
俗に「裏ポケット」と呼ばれ、比較的ストライクが取りやすいポイントである。
中級以上のマイボウラーにとっては、ここに当ってストライクになっても結果オーライな為、正直あまり喜べない。
ニューヨークのマンハッタン島において、イーストリバーの左側にブルックリン街があることからこの名がある。
対義語ポケット

フルローラー

ボールの回転状態の1つ。
回転軸がボールのサイド付近にあり、ボールに付くオイルの輪が大きい。(サムホールにかかる場合もある) リストの弱い女性や子供によく見られ、ほぼ真っ直ぐ転がりほとんど曲がらない。(ストレートバックアップボールになる)
関連語スピナーセミローラー

フレア/トラックフレア

トラックがボールの回転軸移動によりその軌跡の場所を変えてゆくこと。
コアの形状によって生じる回転軌道の扇状の広がりのこと。
フレアの大きさは、ドリルのピンレイアウトで調整することができる。

フレアポテンシャル

トラックフレアが起きるべき潜在力のこと。
その大きさは、ボール内部のコア形状によって決まる。
ΔRGと比例する。

ブレークダウン

レーンヘッド(レーンの手前付近)のオイルが、投球する事により徐々になくなっていく状態のこと。
手前のオイルがなくなってくると、リリース直後から摩擦が大きくなり、結果的にボールのパワーが損なわれてしまう。

フレーム

1ゲームは10フレームで構成され、1フレームにつき2回投球できます(ストライクなら1回だけ)。
最後の10フレーム目はスペアかストライクをとれば3回投球できます。

プロアクティブ

カバーストックの1つ。
リアクティブウレタンに様々な微粒子を混ぜてレーンキャッチを良くしたもの。
テクスチャーとも呼ばれる。カーバイドもこの1種。 オイルが多いレーンでもしっかり曲がるが、リアクティブに比べて動きが激しくないので、コントロールしやすいのが特徴。
今では、ほぼ死語となっている。。。
関連語パーティクルポリエステル

ブロークンリスト

手首が外側に折れた状態のことを云う。手首が弱い女性や子供によく見られる。
ブロークンのままで投げると回転数が少なくなる。バックアップボールになりやすい。
中には、10ピンカバーの為に、わざとブロークンリストで投げるボウラーもいる。
対義語カップリスト

《 ヘ 》

ベイビー

2・7番ピン、又は3・10番ピンが残った形のことで、スプリットの1つ。
一番カンタンなスプリットなので、是非取っておきたいところ。

ベーカー方式

団体戦で、複数のプレイヤーが1フレームずつ交代で投げる方式。
ダブルス戦でよく採用される。
関連語スカッチ

ヘッドアップ

リリース時に頭が上がってしまうこと。

ヘッドピン

1番ピンのこと。
まず、これに当てないとストライクは取れません!(100%とは言い切れませんが…)
1投目でこれを倒せないとノーヘッドになります。

ヘビー

オイルが多く(厚く)塗られたレーンコンディションのこと。
曲がりにくく、スピードが出る早いレーンのこと。
同義語オイリー
対義語ドライフッキングレーン

ベベル/ベベリング

指穴(ホール)の角のこと。
ドリルしただけでは角は尖ったままなので、指を傷めない様その角を削って滑らかにする。(この行為をべべリングという)

ペンデュラムスイング

肩が支点、腕が糸、ボールがおもりとした場合の振り子運動に見立てたスイングのこと。
とにかくボールの重みに任せて、極自然に力まないのがコツで、基本中の基本技術。
関連語スイング

《 ホ 》

ポイズンアイビー

3・6・10番ピンが残った形のこと。
有毒な蔦という意味。

ボード

レーンに使われている板のこと。
全部で39枚の板が張り合わされている。

ホール

穴のこと。
指穴(親指、中指、薬指)をはじめ、バランスホールエキストラホールも含まれる。

ボール

ウレタンやプラスチックで作られているボウリング用具の1つで、ピンを倒すために投げるもののこと。
規定で、直径21.55cm、重さ16ポンド(7.26kg)以内の球形でなければならないと決められている。

ボールラック

ボールを並べてある棚のこと。
ボールはここから選んで、元の場所に戻すのが、ボウリングをする者のマナーである。

ボールリターン

ボールが戻ってくるときに通る所のこと。

ポケット

右投げの人の場合、1番ピンと3番ピンの間(板目17.5枚目付近)のこと。
左投げの人の場合は、1番ピンと2番ピンの間(板目22.5枚目付近)になる。 ここに適切な進入角度でボールが入ると、ほぼストライクになる。
1投目は確実にココを狙いましょう。
対義語ブルックリン

ボックス

ボールリターンを挟んだ奇数レーン、偶数レーンの2レーンをまとめていう単位のこと。

ボトム

ボールにおいて、グリップラインのセンター(指穴がある側)を真上として、その下半分のこと。
対義語トップウエイト

ポリエステル

カバーストックの1つ。大まかにプラスチックとも呼ばれる。
一番曲がりの少ないボールで、主にカバー用、または初心者向けの安価ボールである。
他の材質のボールとは違い、様々なデザインのユニークなボールが多い。
表面はピカピカで、触感はツルツル、スベスベしている。
関連語ウレタンカーバイドパーティクルプロアクティブリアクティブ

ポリッシュ

ボールをピカピカに磨くこと。
これによってオイルの状態に左右されるボールになる為、動きにキレが出る。
あまりやり過ぎると、ボールが小さくなって(ほんのちょっとだが…)寿命が縮むので注意。

ポンド

1lbs(ポンド) = 16oz(オンス) = 約454g(グラム)。
本場がアメリカなだけあって、ボウリングにおける全ての重さの単位はポンドやオンスで表される。

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