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みなみの一からボウリングレッスン
1-2 とりあえず投げてみよう

一般人編 【適正アベレージ:なし】

このページはどなたでも御覧頂けます。

ボウリング場へ行こう!

さて、皆さんはボウリング場は、ただ近所だから等の理由で選んだりしていませんか?
元々1ヶ所しかない、他は混んでて1ヶ所しかない、という場合は別として、 行ける所が複数ある場合、どこも同じだと思ってはいませんか?

現在、ボウリング場によって、様々な料金形態やサービスが存在します。
まず料金は、だいたい1ゲーム500円前後が相場ですが、中には200円(学割)〜750円する所まであります。

午前中が割安で、午後6時を過ぎると割高になる等、時間帯により料金を変えている所もあります。
また、年末年始などの大型連休中は特別営業期間となり、かなり値上がりします。
パック料金(5ゲームで1,500円等)や時間制(2時間2,000円で投げ放題等)がある店もあります。

また、だいたいの店には会員(要年会費)というものがあって、 これに入ると、ゲーム代が割引になったり、様々なサービスが付いてきたりします。

ちなみに、貸し靴代は1足300円です。
貸し靴は必ず借りて下さい。ボウリングは専用シューズでないとできません。

投げる時に足をスライドさせる動作が入るので、普通の靴では突っかかって危険ですし、 アプローチを汚したり傷付けてしまいます。
また、シューズは裸足で履かず、必ず靴下を着用の上で履く必要があります。

何故こんなに五月蝿く言うかというと、ちゃんと履いてないと足を怪我(捻挫等)する可能性があるからです。 もし、靴を借りたはいいがサイズが合わない等不都合があった場合は、遠慮なく店員さんに言いましょう。 快く取り替えてくれるはずです。
靴が合わなければ、これもまた怪我の原因になります。

ボウリング場のタイプを大きく4つに分けてみました。
これを参考に、あなたが楽しめる店を見つけて下さい。

激安店1ゲーム300円未満の激安センター。数多くのゲームを消化して練習するにはもってこい。 安い分、マイボウラーにとっては、メンテナンスがちゃんとできてるかが不安…。
レジャー店家族や友人のグループ向けで、イベントが導入されている場合もある。
ゲーム料金は300〜700円。環境はイマイチだがマイボウラーも可。
一般店ゲーム料金は400〜500円。プロが所属しないごくごく普通の町のセンター。
マイボウラーにとっては、流行ってるかどうかが重要か。
スポーツ店プロボウラー(或いは、まともなドリラーやインストラクター)がおり、プロショップやレッスンは充実。 マジメに上達したいマイボウラーには、環境も良くオススメ。

ボールの選び方

ボウリング場では、ハウスボールというセンター備え付けのボールでプレーします。
ハウスボールは、だいたい重さ5〜15ポンド(1ポンド≒0.45kg)までがあります。
ボールを選ぶ時は、まずこの重さを選びましょう。

目安としては、子供(中学生以下)は5〜9ポンド、女性は7〜10ポンド、男性は10〜15ポンドですが、
まず自分の体重の1/5のポンドを探します。

そのポンドでちょうどよければそれでいいですし、 重く感じれば1つ軽いポンドを、軽く感じれば1つ重いポンドを選んでみて下さい。
初めての方や滅多にしない方は、軽めのボールがいいでしょう。

さて、重さが決まったら、次は指穴を選びましょう。

指穴はちょうどいいのを…と言いたいところですが、ハウスボールはどんな人の指穴にも対応できるように、 大きめにドリルしてありますので、指穴はやや大きめでも、持ってみて違和感のないものを選んで下さい。

ほとんどの方は知っているとは思いますが、ボールには3つの穴があいていて、 一番大きい穴は親指を入れる穴、やや小さい2つの穴は中指と薬指を入れる穴です。

ボールを持つ時は、まず中指と薬指第2関節まで入れてから、親指をしっかり付け根まで入れて下さい。
また、指穴はちょっとブカブカなのはいいですが、キツイのは選ばないで下さい。

指は投げる時にスムーズに抜けないといけないので、キツイと怪我の原因となります。
なお、ハウスボールには、右利きと左利きの違いはありません。

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ボウリングマナー

ボウリング場には、ただ遊びに来ている人もいれば、真面目に練習しに来ているマイボウラー等様々な人がいます。
そこで、みんなが嫌な思いをすることなく楽しくプレーする為に、以下のマナーを心得ておいて下さい。

大騒ぎしないこと

盛り上がるのは大いに結構なのですが、暴れ回ったり騒ぎ過ぎたりするのは止めましょう。
あくまで、隣近所の人に迷惑を掛けないように配慮して下さい。

ちなみに、ストライクやスペアが出たらハイタッチするのは、ボウリングで定番な喜び方です。

レーンやアプローチ、ベンチ周りを汚さないこと

常識的なことですが、ボウリング場は公共の場所であるので、後の人のことを考えてきれいに使いましょう。

昨今、レーンの中にまで滑って入ってしまう若者をよく見かけますが、 レーンの上にはオイルが塗られており、滑って転倒、最悪骨折に至る怪我をする恐れがあります。
しかも、ラインより奥に入るとファールとなり、スコアは0点になります。

あなたが被害を被るだけではなく、そのままプレーすると、靴の裏に付いたオイルがアプローチを汚してしまい、 更にレーンコンディションが目茶苦茶になって、一緒に投げる仲間をはじめ、後の人にも大変な迷惑を掛けることになります。

マイボウラーにとって、レーンやアプローチのコンディションは、とても重大な問題(死活問題と言っていい位)となるので、 絶対にレーンの中には入らないようにしましょう!

「じゃあ、元に戻せばいいじゃないか。」と思うかもしれませんが、あれはそう簡単にできるものではありません。
皆さんが思うより、かなりの時間と労力、そしてコストが掛かるものなのです。
なので、もし店員さんに注意されて言うことを聞かなかった場合、営業妨害と判断されれば、最悪追い出されることも有り得ます。

投球は右側優先で

ボウリング場には多くのレーンが並んでいます。
当然隣同士で使うこともあるわけで、その場合、自分が投げようとしている時に隣に立たれると気になってしまいます。

そこで、同時に投球動作に入った場合は、右側の人が優先となります。
もし、あなたが左側だったら、譲って右側の人に先に投げてもらいましょう。

自分のペースで投げれない様な気がしますが、右の人が投球動作を始めたら、 自分がアプローチに入り投げる準備をすれば、タイミングが狂うことはありません。

もし、隣がマイボウラーさんであった場合は、逆にあまり気を遣い過ぎない方がいいです。
ボウラーさんは、「一般さんは関係なく投げる」と思ってますので、一般さんにタイミングを合わせて投球します。
なので、思ってもないことをされると、逆に投げ難くなってしまうのです。
次項の様な「ボールを2球用意して、連続で投げる。」なんてもっての他です。
「投げて、ボールが返ってきたら次を投げる。」を守っていさえすれば、何の問題もありません。

2投目はボールが返って来てから

1投目を投げてからボールが返って来るまでの間を待つのが嫌で、ボールを2個用意している人をよく見かけますが、 これをされると、隣の人の投球リズムが狂ってしまいます。

マナーというより、はっきり言ってルール違反です。

中には、マシンが倒れたピンを掃き出している途中なのに投げて、 スイープ(ボールを止め、ピンを掃き出すバーの事)にボールを当ててしまう若者もいます。
こうなると余計に時間が掛かってバカみたいですよね。(最悪、スイープ壊したら高額弁償!)

ロフトボールは控えましょう

ロフトボールとは、通常よりかなり前方にドスンとボールを落とすことを言います。

上級者にとってはテクニックの1つではありますが、そうでない場合は改善しましょう。
けっこうこの音が響くので、他の人が気にする上、自分自身にとっても球威が落ちるので良くありません。

これは、リリースする時に親指の抜け方が悪い為なので、もう少し親指が大きいボールに変えましょう。
それでも直らない人は、ボールを放すタイミングを早くしてみて下さい。(握る力を抜いて、落っことすくらいの感じで)

無論、ワザとなどとはもっての他!
天井の低いセンターで、穴が開いているのを見たことがありますが、面倒なことになります。
絶対止めましょう!

終わったらお片付け

ゲームを終えて帰る前に、使ったボールは元の場所に借りたシューズは返却口に戻しましょう。
特に、ボールは意外と忘れがちなので気を付けましょう。

これらの片付けは、店員さんの仕事ではありません。(頼めば手伝ってくれますが)

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