Home > ジャランジャランインドネシア > インドネシア図鑑

インドネシア図鑑

ようこそいらっしゃいました!
こちらではインドネシアの料理・特産品・文化を写真付きで紹介しています。

おことわり

このページは、2010年11月25日を最後に、記事内容の更新がされておりません。
現在の情報とは異なる部分が存在する可能性がありますので、大変申し訳御座いませんが、その旨ご理解の上でご覧頂ければ幸いです。

料理

地方によって料理の味は様々ですが、比較的日本人の口に合いやすい料理が多い様です。
もちろん香辛料が入っているで、そこはあしからず…。
以下にインドネシアで代表的な料理を挙げてみましたので、どうぞ御覧下さい。

ナシ・ゴレン ナシ・ゴレン辛さ:★★☆、美味しさ:★★★
総支配人評:定番中の定番。まずはこれがオススメです。
インドネシア風焼飯のこと。ナシは「御飯」、ゴレンは「焼く・炒める」の意です。
ご飯がもともとパサパサしている分焼飯に合うので、日本人にも十分好まれます。(但し辛いですが…) 具は肉、えび、野菜等、上に目玉焼きがのっているのは、ナシゴレンスペシャルです。
サテ サテ辛さ:★☆☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:これも定番。辛いのが苦手の方もこれならいける?
鶏、牛、山羊、豚肉等のインドネシア風串焼のこと。(主に焼き鶏)
香辛料入りピーナッツソースのタレをつけて食べます。一般的なものはそんなに辛くありません。(むしろ甘い)
ミー(袋麺製品)
ミー(袋麺製品)
ミー辛さ:★★☆、美味しさ:★★★
総支配人評:嗚呼、愛しのインドミー(商品名)よ…。
インドネシア風ラーメンのこと。
味はあっさりしていて、麺はちょっとパサパサ感があるのと、ちょっと匂いがありますが、日本人にも好まれます。 肉団子入りのミー・バソ等、トッピングによって様々なミーがあります。
ミーは総支配人がだんとつによく食べてた料理です。
と言っても、日本で売っているような袋入りインスタントラーメンで、 味はアヤム(鶏の意)とカレー(黄色でした)が主でしたが、私はカレー味の虜になってしまいました。 これは現地のラーメンで、数年後、日清が現地人向けのラーメンを売り出していましたが、 私は現地のラーメンの方が断然美味いと思ってました。(現地の人がどう思ったかは分かりませんが) 日本に輸入してほしいなぁと、今でも本気で思っています。(絶対無理だろうなぁ…)
クルプック クルプック辛さ:★☆☆、美味しさ:★★★
総支配人評:お菓子感覚でいくらでもいけます。
揚げせんべいのこと。主にクルプック・ウダン。(えびせんべい)
食事の際に他のおかずと一緒に単品で出されたり、ナシゴレンやガドガド等の料理に添えて出されたりします。
ガド・ガド ガド・ガド辛さ:★☆☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:サラダの定番です。私はあまり馴染みがなかったですが…。
野菜サラダをピーナッツソースで和えたものです。
豆、いんげん、もやし、キャベツ、ジャガイモ、人参など数種類の茹でた野菜や揚豆腐に、 香辛料のきいたピーナッツソースをかけて食べます。
ミー・ゴレン ミー・ゴレン辛さ:★★☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:味はナシ・ゴレンのちょっと辛め。
インドネシア風焼そばのこと。ミーは「麺」、ゴレンは「焼く・炒める」の意です。
日本の様な重厚なソース味ではなく軽めの味で、麺はちょっとパサパサ感がありますが、日本人にも十分好まれます。(但し辛いですが…) 目玉焼きやクルプック・ウダン(えびせんべい)が乗っていることもあります。
ナシ・チャンプル ナシ・チャンプル辛さ:★☆☆、美味しさ:★☆☆
総支配人評:ヘルシーで自由度の高い料理です。
白飯に肉類、魚介類、卵、野菜などの具を盛ったもの。チャンプルは「ごちゃ混ぜ」の意です。
沖縄のチャンプルーは混ぜながら調理しますが、こちらはピビンバの様に自分で混ぜながら食べます。
アヤム・ゴレン アヤム・ゴレン辛さ:★★☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:中華には劣るが、なかなかおいしい。
鶏の唐揚げのこと。アヤムは「鶏」、ゴレンは「揚げる」の意です。
インドネシアの鶏は、日本と比較すると地鶏の割合が高く、身がよく締まっています。
タフ・ゴレン タフ・ゴレン辛さ:★★★、美味しさ:★★☆
総支配人評:見た目からしてソースは辛そうですね。
揚げ豆腐のこと。タフは「豆腐」、ゴレンは「揚げる」の意です。
インドネシアでは豆腐はそのままではなく揚げて食べるのが一般的です。 辛味調味料で炒めて食べることが多いので、辛さは相当なものです。
ソト・アヤム ソト・アヤム辛さ:★★☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:ご飯にぶっ掛けて食べるのが通。(日本で言う味噌汁)
香辛料のきいた鶏肉のコンソメスープのこと。ソトは「スープ」、アヤムは「鶏」の意です。
インドネシアの代表的スープで自分の好みの具を入れた丼などに、 サンバル、ケチャップアシン(醤油)、ライム汁などを適宜いれて食べます。
テンペ テンペ辛さ:★☆☆、美味しさ:★☆☆
総支配人評:私は、納豆はキライです。
大豆等をテンペ菌で発酵させる醗酵食品のこと。
味は納豆に似ていて、弱い臭いがあるが、糸は引きません。 調理には、小さく切り、塩水や魚醤などに漬けて油で揚げることが多く、 調理したテンペはそのまま食べたり、スープ等に入れます。
コドック・ゴレン コドック・ゴレン辛さ:★☆☆、美味しさ:★★☆
総支配人評:ハードルの低い珍味。騙されたと思って食べてみて!
蛙の唐揚げ。
鶏肉をちょっとあっさりさせた味です。ケチャップを付けて食べます。

※ 写真引用元:INJカルチャーセンターWikipedia

果物

果物は、熱帯特有の珍しい物が多くあります。
以下にインドネシアで代表的な果物を挙げてみましたので、どうぞ御覧下さい。

ドリアン ドリアン甘味:★★★、酸味:★☆☆、香り:★★★
大きさ:★★★、硬さ:★☆☆、価格:★★★
言わずと知れた果物の王様。
表皮は硬くトゲトゲしており、ほのかに匂いが漂う。 皮を割ると腐敗臭の様な猛烈な匂いが広がります。(私はこの時点でギブアップ)
大きな種がいくつも入っていますが、果肉はクリーム状で、甘いチーズの様な味です。 平気な人にとっては果物の王様なのでしょうが、嫌いな人には全く理解できません。
私も1度食べましたが、そんなに美味しくない…というか匂いが強烈過ぎてすぐに吐きました。 値段は日本で買うと1個1万円位しますが、現地では確か500円程度だったと思います。 ちなみに、ドリアンは栄養価が高く、強精成分が含まれています。(よって、酒と組み合わせるのはタブー)
マンゴスチン マンゴスチン甘味:★★★、酸味:★★☆、香り:★★☆
大きさ:★☆☆、硬さ:★☆☆、価格:★★☆
あまり馴染みはありませんが、果物の女王と呼ばれています。
見た目は、赤褐色の皮の分厚い蜜柑(ヘタはやたらデカイ)で、果肉は白濁色の蜜柑ですが、柔らかくてとろけるような食感です。
バランスが良く上品な味で、誰もが女王と呼ばれていることに納得することでしょう。
ランブータン ランブータン甘味:★★☆、酸味:★☆☆、香り:★☆☆
大きさ:★☆☆、硬さ:★★☆、価格:★☆☆
外見は赤く毛むくじゃらで気持ち悪いですが、果肉は鮮やかな白で、ライチに近い味(ライチ程クセはない)です。
比較的安価であり、インドネシアではごく一般的な果物で、私は一番よく食べてました。 ただ、果肉と種子が離れにくいので、ちょっと食べにくいのが欠点です。
パパイヤ パパイヤ甘味:★☆☆、酸味:★☆☆、香り:★☆☆
大きさ:★★★、硬さ:★★☆、価格:★★☆
簡単に言うと、木に生える熱帯の瓜といったところです。 食べ頃の果実は黄色で、果肉はオレンジレッドです。
私は最初は嫌いだったのですが、熟れたパパイヤを食べてからは好きになりました。 甘さは控えめであっさりしているので、果肉が適当に柔らかくて水分があり、 より赤いもの(要するによく熟れているもの)を選んで食べましょう。
マンゴー マンゴー甘味:★★★、酸味:★★☆、香り:★★★
大きさ:★★☆、硬さ:★☆☆、価格:★☆☆
マンゴーの種類は多く、形(たいてい卵形)や色、大きさも様々です。
表面は緑色がベースで、黄色や紫色が掛かっています。果肉は黄色く特有の匂いがあります。 完熟したものは甘味が強く酸味が弱くなりますが、未熟なものは逆になります。
スターフルーツ スターフルーツ甘味:★☆☆、酸味:★★☆、香り:★☆☆
大きさ:★★☆、硬さ:★★☆、価格:★★☆
色が黄色く、断面が星の形をしている、正にスターフルーツです。
実際は、透き通った黄緑色か黄色かオレンジ色をしており、また、6稜の星型になっているものもあります。 皮は薄くて剥けません。果肉はジューシーであっさりとした爽やかな甘酸っぱい味です。
インドネシアではブリンビンという名前で、市場で良く見かけましたが、残念ながら私は食べたことがありません。
サラック サラック甘味:★☆☆、酸味:★☆☆、香り:★☆☆
大きさ:★☆☆、硬さ:★★★、価格:★☆☆
アルマジロの皮を纏ったイチジクの様な果物です。(別名スネークフルーツ)
サラクには皮にトゲが付いているのもありますが(危)、意外と皮は薄いです。 中には固くてゴリゴリした歯ざわりのニンニク片の様な白い果肉が2〜3個入っています。 味はヨーグルトの様な爽やかな甘酸っぱさと渋みがあります。(これも食べたことがありません)
ちなみに、サラックは椰子の仲間です。
シルサック シルサック甘味:★☆☆、酸味:★★★、香り:★☆☆
大きさ:★★★、硬さ:★☆☆、価格:★★☆
濃い緑色であちこちに小さいツノのような突起があるのが特徴です。
果肉は白くブニョブニョしており、ジューシーでほんのり甘いヨーグルトの様な味です。(これも食べてない…)
マルキサ マルキサ甘味:★★☆、酸味:★☆☆、香り:★☆☆
大きさ:★★☆、硬さ:★☆☆、価格:★★☆
外見は、表面が艶々した枇杷のようですが、 中身は全く違って、ゼリーを纏った小さい黒い種(食べれます)がたくさん入っています。 悪い表現ですが、まるで蛙の卵です。
ランブータンの様な甘味がありますが、私はあまり好きじゃなかったので、ほとんど食べませんでした。
ランサ(ドゥクの原種) ドゥク甘味:★☆☆、酸味:★★★、香り:★☆☆
大きさ:★☆☆、硬さ:★☆☆、価格:★☆☆
果実はアメリカンチェリー位の大きさで、じゃがいもの様な外見です。
元々はランサという果物ですが、ランサは可食部が少ない為、生食用に品種改良されたものです。 食用になる部分は仮種皮と呼ばれる部分で、蜜柑の房の様に5つの仮種皮があります。 果肉は半透明のゼリー状で、甘味のあるハッサクの様で適度な甘酸っぱさと苦みがあります。(食べたことないっ!)
ナンカ(パラミツ) ナンカ(パラミツ)甘味:★★☆、酸味:★★☆、香り:★★★
大きさ:★★★、硬さ:★★☆、価格:★★★
重さ30kgにもなる世界最大の果実です。
表面は黄緑色で細かい突起があり、幹から果実が直接生るのが特徴です。 果実が軟化し、表面を触ると少しブヨブヨしてきて、独特の香りが強くなってきた頃が食べ頃です。
果実は巨大な集合果で、果皮の内側には多くの小果が含まれています。 食べる箇所は果肉や種子周囲の仮種皮であり、強烈な芳香と パイナップルと栗を足して2で割って、油っぽくした様な濃厚な味です。 (お隣さんに木がありましたが、食べた事はありません)

※ 写真引用元:熱帯果樹写真館susumu.comバンドン日本人学校

特産品

インドネシアの特産品は、バティック(ジャワ更紗)、木彫製品、銀製品、イカット(織物)等が有名です。
特にバリの伝統工芸は特色豊かであり、土産物としてもってこいです。
以下にインドネシアで代表的な特産品を挙げてみましたので、どうぞ御覧下さい。

テキスタイル

バティック バティック品質:★☆☆、大きさ:★☆☆、価格:★☆☆
産地:全国、総支配人評:手軽なお土産。私も作ったことがあります。
ジャワ更紗として知られる、ろうけつ染めの一種で、地域ごとに柄や模様に特徴があります。
学校の体験学習でバティックを作ったことがあります。 土産物としてはハンカチ等がオススメです。
イカット イカット品質:★★☆、大きさ:★★☆、価格:★★☆
産地:小スンダ列島等、総支配人評:エスニックな雰囲気を味わえます。
織る前に縦糸か横糸を染めてから織った布(日本でいう絣)のことで、素朴な味わいが魅力です。
なかでも、縦糸、横糸の両方を染めるダブル・イカットはグリンシンと呼ばれ、 できあがるまでに最低1年かかる大変貴重な布です。 グリンシンとは無病息災の意味で、大事な儀式で身に付けます。
ソンケット ソンケット品質:★★★、大きさ:★★☆、価格:★★★
産地:全国、総支配人評:これであなたも貴族気分?
カラフルなシルク地に金銀の糸を織り込んだ華やかな布です。
主に格調の高い儀式に着る民族衣装に使われています。 実はソンケットの存在は知りませんでした…。あまり実用的ではなく、主に観賞用です。

民芸品

籐細工・籠 籐細工・籠品質:★★★、大きさ:★★☆、価格:★★☆
産地:バリ島等、総支配人評:意外と良質。手作り感がいい。
天然の籐で編んだ籠や小物入れは、古くからバリ島で愛用されてきた民芸品です。 ひとつひとつていねいに編み込んだ手作りならではの温かみがあります。
特にカランガスム県で作られるものは、網目が細かくて大変丈夫です。 ボナの村には多くの工房が集まり、籐を使ったさまざまな雑貨を作っています。
竹製品 竹製品品質:★★☆、大きさ:★★☆、価格:★★☆
産地:バリ島・ジャワ島等、総支配人評:竹の特性を生かした作品が多い。
バリ島やジャワ島などで取れる竹は、古くは楽器(アンクロン等)の材料として使われていましたが、 現在では西欧のデザイナーとの交流を通して、テーブルや椅子といった優れた家具が作られています。
風鈴などの小物もあり、土産物として人気です。
木彫り 木彫り品質:★★★、大きさ:★★☆、価格:★★★
産地:バリ島等、総支配人評:お土産の定番。けっこういい仕事してます。
木彫りは祭礼に使う仮面や寺院の装飾用として作られていました。
素材はチーク、ヤシ、黒檀、白檀等が主で、何種類もの木槌とのみとで丹念に彫り出します。 最近は神像のほか、動物、踊り子なども作られています。 バリで木彫りが特に盛んなのはマスという村です。 かつて村に住み着いたヒンドゥー教の高僧が、村人に彫刻を教え、 多くの優秀な木彫り職人を生んだといわれています。
お面 お面品質:★☆☆、大きさ:★★☆、価格:★★☆
産地:バリ島・ジャワ島等、総支配人評:最高のインパクト!
お面はもともとは踊りや劇に用いていました。
特にトペンという仮面舞踊劇に使われる面はさまざまな役柄を反映した表情豊かなものです。 怪物、女王、王などの顔をモチーフにしたお面にはユーモラスなものが多く、 これを模して土産物として作られたお面も多く出回っています。
銀細工 銀細工品質:★★☆、大きさ:★☆☆、価格:★★☆
産地:バリ島・ジャワ島等、総支配人評:かわいい系のお土産です。
王族や伝統芸能の踊り手などが身に付けるものとして、バリでは古くから貴金属製品が製作されてきました。 歴史的に価値の高い作品も数多く残っています。
現在は、バリ島チェルクの街道に銀細工の工房が多く軒を連ね、 伝統的な装飾品から最新デザインのアクセサリーまで、幅広く加工製造しています。
陶器 陶器品質:★★☆、大きさ:★★☆、価格:★★☆
産地:バリ島・ジャワ島等、総支配人評:熱帯特有の赤土の為、瓦も赤いです。
バリの陶器は、赤土で作られる素焼きのものです。
毎日使っても飽きのこない素朴な温かみが特徴です。 食器をはじめ、花器、お香立て、壺など種類は豊富にあります。 また、バリでは雨請いの象徴として使われる陶器のカエルの置物が、 ユーモラスな雑貨として人気を得て、お土産用としても数多く作られています。
バリ絵画(ウブド) バリ絵画品質:★★★、大きさ:★★★、価格:★★★
産地:バリ島、総支配人評:お目が高いが、お土産には不向き…。
もともとバリの絵画は、「カマサン・スタイル」という5色のみを使う遠近感のない独特な画法で描かれていました。 20世紀に西洋絵画の影響により、遠近法や光の陰影などを取り入れた「ウブド・スタイル」 「バトゥアン・スタイル」などが現れ、大胆な構図や色使いのバリ絵画が次々に創造されています。

飲食物

トラジャコーヒー トラジャコーヒー品質:★★★、大きさ:★☆☆、価格:★★☆
産地:スラウェシ島、総支配人評:コーヒー好きなら1度はお試しを。
インドネシアのスラウェシ島トラジャ地方のみで生産される産地限定のコーヒーです。
爽やかな苦み、まろやかで程よい酸味、豊かなコクが調和した深い味わいと、上品で芳醇な香りで、けっこう評価は高いです。
ブラックタイガー ブラックタイガー品質:★★★、大きさ:★☆☆、価格:★★☆
産地:ジャワ島等、総支配人評:エビフライか天ぷらにしたら美味しいです。
車海老の一種。(日本名:ウシエビ)
東南アジア各地で養殖されており、日本でもお馴染です。 ジャカルタ北部の沿岸にも養殖池が多く見られます。 (スカルノ・ハッタ国際空港とジャカルタ市街地を結ぶ高速道路からも見えます。)

※ 写真引用元:ミナト観光トラベルセンター自然堂貿易ASEAN Japan Centreアート・ルキサン

伝統文化

インドネシアは多民族国家なので、伝統文化も多種多様です。
以下にインドネシアで代表的な伝統芸能や行事を挙げてみましたので、どうぞ御覧下さい。

ワヤン・クリット ワヤン・クリット芸術性:★★☆、レア度:★☆☆
発祥地:ジャワ島等、総支配人評:伝統的な大衆芸能です。
人形を用いた伝統的な影絵芝居、またそれに使われる操り人形のこと。 ワヤンは影を、クリットは皮(水牛の皮製)を意味します。
インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」等が主な演目です。 ワヤンには他に、人間が演じるワヤン・オラン、人形劇のワヤン・ゴレックなどがある。
ガムラン ガムラン芸術性:★★★、レア度:★☆☆
発祥地:バリ島・ジャワ島等、
総支配人評:音色を聞けば、もう気分はインドネシア。
ガムル(叩く、掴む、操る)という動詞の名詞形。
その名の通り、叩いて音を出す楽器がほとんどで、青銅製打楽器(鉄琴、ゴング)や太鼓等で構成されています。
ケチャ・ダンス ケチャ・ダンス芸術性:★★☆、レア度:★☆☆
発祥地:バリ島等、総支配人評:中学の文化祭で実演しました。
上半身裸で腰布を巻いた数十人から100人以上にのぼる男性が登場し、幾重に重なった円陣を組んであぐら座りをします。 動物の鳴き声を模倣した「チャッ」「チャッ」というような声で発声し、それぞれのパートが一定のリズムパターンを持っており、 これが全体として合わさると「ケチャケチャケチャケチャ」というリズムが聞こえるので「ケチャ」と呼ばれています。
これにラーマーヤナ物語を題材としたバリ舞踊の踊りが、円陣の中央の空間に次々と登場し、舞踊劇の様式で行われます。 男達はリズムを刻むだけでなく、劇の進行に伴って合唱も行い、また様々な手や体の動きで劇の背景としての表現も行います。
レゴン・ダンス レゴン・ダンス芸術性:★★★、レア度:★☆☆
発祥地:バリ島等、総支配人評:あの手や腰の動きが珍妙です。
未婚の美しい少女が二人あるいは三人で踊ります。
レゴンの踊り子は洗練されたバリ舞踊の代表として、きらびやかな衣装に金銀の飾りをつけています。 指の動作に象徴的な意味が込められており、手、足、腰、目の動きを最大限に優雅にします。 腰の位置は低く、両腕の肘は肩の高さで、巧みに扇子を操ります。
ジャワの宮廷舞踊やタイの宮廷舞踏とも共通していて、インド文化の一端となっています。
バロン・ダンス バロン・ダンス芸術性:★★☆、レア度:★☆☆
発祥地:バリ島等、総支配人評:第一印象、獅子舞じゃん!
バロンとは、インドネシアのバリ島に伝わる獅子の姿の聖獣のことです。別名バナスパティ・ラージャ。(森の王) バリ・ヒンドゥーの善の側面を象徴しており、反対に悪の象徴である魔女ランダと対を成します。 例え倒されても必ず復活し、ランダと永劫の戦いを続けるとされています。
現在もバロンダンスという悪霊ばらいの舞台劇が祭日に行われています。
ニアス島の走り高飛び ニアス島の走り高飛び芸術性:★☆☆、レア度:★★★
発祥地:ニアス島、総支配人評:私、自信ありません…。
インドネシア紙幣『1,000ルピア札』のデザインにもなった、 成人式に行われる『ホンバ・バトゥ』という走り高飛びの伝統行事。
村の石を敷き詰めた広場の中央には、2m強の石の壁(飛び箱を横にしたもの)があり、その手前に石の踏切り台があります。 若者は並み居る観衆の前で約20mを疾走し、積み石を踏切にして、手を介添えにして石の壁を飛び越えます。
飛び越えた者だけが、成人の有資格者で結婚できるという厳しい関門です。
マドゥラ島の競牛 マドゥラ島の競牛芸術性:★☆☆、レア度:★★★
発祥地:マドゥラ島、総支配人評:ベンハーの様な熱狂的なイベントの様です。
クラピン・サピという島を挙げての伝統行事。
東ジャワ州知事はもちろん大統領が出席することもあります。 マドゥラ人は、他郷へ出た者も、年に一度の競牛の際には帰省します。
トラジャの葬式 トラジャの葬式芸術性:★★☆、レア度:★★★
発祥地:スラウェシ島タナ・トラジャ
総支配人評:正に人生最大のイベント。
スラウェシ島の山中のトラジャ人の葬式は盛大です。
死んでから長期間にわたり儀式が繰り返され、最後に死者は村の外れの断崖に埋葬されます。 死体は穿たれた岩壁の中に埋葬されており、岩壁の前面はテラス状に穿たれそのテラスにタウタウ人形が並びます。 タウタウは死者そのものに似せた等身大の人形で、墓所から彼方の村を見守っています。

※ 写真引用元:Wikipediaインドネシア専科サイト内各リンク先

このページのトップへ